いったいなぜ、同じ場所にいるのか?「多動日記(一)健康と平和」高城剛

多動日記

こんにちは。

iPhoneにkindleアプリをインストールしてまで読みたかった本はこれです。高城剛さんの「多動日記(一)健康と平和」を読みました。高城さんと言えばかつては「ハイパーメディアクリーエーター」という肩書きで一時期テレビなどで見かけましたが、以前から世界中を飛び回るまさにノマドのような生活をしているようです。堀江さんの本も「多動力」だったし、高城さんも「多動日記」と、多動という言葉が偶然にも出てきてまさにこれからの重要なキーワードになりそうな気がします。

旅日記のようで旅日記ではない、いや、旅日記かもしれない

この「多動日記」は各章が「8月18日 イスタンブール」みたいに日付と地名となっていて、まるで旅日記のような印象を受けます。しかし読んですぐに分かりますが旅日記の要素は皆無です。しかも章のタイトルにもなっている地名は「そこにいる」というぐらいで、話はITや医学、文学や歴史、世界中の政治や社会システムなど、話の振り幅がとても大きいです。

アルカイダの経営するカレー屋の話とか、イビサ島でのDJとしての活動のことや、シティ・オブ・ロンドンのこと、他にも日本のコンビニは「精製された小麦屋」と揶揄したり、世界中のあらゆることについて言及していて読んでいて飽きません。中にはそれ書いて大丈夫なのと思うようなギリギリのラインを突いた話もあって、ある意味では旅日記かもしれないと思いました。

行動力がハンパない人ですね

毎日移動を繰り返す高城さんは自分が多動症なのではないかと、最初の章で言います。最近では2時間の映画を見ることができないぐらい一ヶ所に居るのが辛いそうで、日々の活動サイクルは45分単位だそうです。

そのぐらい落ち着かない人のようで、大きなお世話ですがそりゃ(沢尻)エリカ様もついていけなくなるだろうなと思いました。最初は毎日が変化に富んでいて楽しいかも知れないけど、それが一生続くわけなので同じぐらいパワーを必要とするわけですからね。しかしその多動ぶりが高城さんの様々な知識と経験の源となっているわけなのは言うまでもありません。

紙の本では売っていません

この「多動日記(一)健康と平和」はKindle版を購入しました。というか、Amazonでしか手に入りません。なぜならこの本は出版社から発売を拒否されたのです。なんでも「多動」という言葉が問題あるとか。高城さんは出版したかったら診断書を出せと言われたとか、Amazonのカスタマーレビューで読みましたがどうなんでしょうね。

恐らく、「多動症ならちゃんと証明しろ、じゃなきゃ実際に多動症と診断された人たちに対して失礼だ!」みたいな事を出版社側は言ったんじゃないでしょうか、後々にトラブルになったら困るから。というか、何なんでしょうね、マガジンハウスさん。

高城さんは本書で、軽度の多動症だと入院による治療も受けられなければ、身体も極めて健康だと書いている。つまり周りは病気だとは思ってくれないという事なんでしょうね。しかも同じ場所にいるのが嫌だから動き回るのでなおさらで、きっと出版社も同じように感じたのでしょうね。そうですよね、マガジンハウスさん。

でもきっと、本でもちゃんと発売されるんじゃないかと思っています。そして楽しみなのは本書の最後に「アジア編に続く」と記載されているので、続編もあるのだろうと。その時はまたkindle版を購入する予定です。

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それではまた!

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中年です。サラリーマンやってます。
東京オリンピックまでには東京を脱出します。