クックパッドを見て「料理をしたい」とは思わなかった理由

こんにちは。

僕もたまには料理をします。料理と言っても手の凝ったものはまだまだ作れず、焼きそばとかカレーとか割と簡単なものが多いです。料理をすることはそれほど嫌いではありませんが、数少ないレパートリーから何を作ろうかと悩むことはありますね。

クックパッドを参考にしたこともあったが

そんな時に役に立つのがレシピを載せたサイトですが、恐らく多くの方がクックパッドを思い浮かぶことでしょう。僕も料理名をググってクックパッドにたどり着いたことは何度もあります。

しかしどうも参考にしようという気になれなかったんですよね。例えば「麻婆豆腐」をクックドゥなどを使わずに1から作ろうと思うとします。「麻婆豆腐 レシピ」でググるとやはりトップにはクックパッドが出てくるので開きます。

とにかく数が多すぎるんですよ。10/29現在で「麻婆豆腐のレシピ7.986品」だって。もちろん全部見ないし、どれも似たようなものだし、最近では目立つためか「〇〇な麻婆豆腐」とかまるでブログ記事のタイトルみたいになってるし、とてもじゃないけどここを見て作ろうという気になれません。

何でだろう、レシピがたくさんあって便利なはずなのにと長らくモヤモヤしていたのですが、どうやら自分なりに答えが分かったようです。

いまのプラットフォームに合っていないからかも

自分なりに分かったのはこちらのブログを読んだからです。

さよならクックパッド
スマホ全盛の時代にクックパッドが陥ったジレンマについて、1. 後追いが不利な「ネットワークの特性」、2. レシピが動画になった「意味」を間違えた、3. プラットフォー...

本の編集者の方が書かれているブログで、幅広い知識をもとに深い考察をされているなと思い、僕もこんな風だったらなと思ってしまいます。

それはともかく、こちらの「KOMUGI!」の記事によると、クックパッド社は2017年上半期の決算では売上高も営業利益も減少したそうです。その原因のひとつとしてクックパッド社は「Googleの検索アルゴリズム変更による影響」としているそうです。

しかし一方では1分間で作り方を見せる「レシピ動画」を展開するサイトもあり、こちらはどこも利用者数が伸びているそうです。

これを筆者の方は、検索流入ではなくSNSからの流入となったこと、そして見る環境がPCからスマホになったことが両者の明暗を分けていると分析しています。

確かに、実は僕もInstagramで「テイストメイドジャパン」というサイトの1分間レシピ動画をかなり前からフォローしていました。ここの動画をみていると自分も作れそうと思うし、作ってみたいと思うし、何よりも1分間にまとめられた動画自体が面白い。SNSでクックパッドのレシピと1分間動画のどちらがシェアされるかは一目瞭然です。

Tastemade | レシピ・その他
素晴らしい料理と旅行に対する情熱を通して世界中の人々をつなぎます。食、旅やライフスタイルの番組編成を通して、毎日のインスピレーションを届ける専門家のテイスト...

「KOMUGI!」の筆者さんも、このように書いています。

そもそも「料理をしよう」と能動的に取り組む人よりも、「料理したくないな、でもしなきゃなぁ」と受動的に思っている母数の方が、圧倒的多数です。
さよならクックパッド – KOMUGI!

まさにこれで、料理って面倒なのですが生きるためには食わないとならないのですよ。外食に頼ればいいじゃんという意見も出てきそうだけど、そうはいかない人たちもいるのです。そんな「料理したくないな」と思っているところに何千ものレシピが出てくるクックパッドはさらにその意欲を削ぐんじゃないかと思うのです。

そんなわけで、テキストと写真の情報で埋め尽くされているクックパッドって「過去のスタイル」なのでしょうね。

クックパッドを必要とする人もいるだろうけど

じゃあもはやクックパッドは不要な存在なのかと聞かれれば、僕はそんなことは無いと思っています。長年蓄積してきたレシピの数々は多くのバリエーションのヒントになるだろうし、テキストの方が理解しやすいという人もまだまだ多いでしょう。

しかしひとつの料理に何千ものレシピがあっても見られるのはほんの一握りだと思うと、多くの埋もれているレシピをクックパッド社がどう活かしていくのかは気になるような気にならないような、そんな気分ですね。だって僕はここを見て料理をしたということが結局は無いのですから。

それではまた!

 

このブログを書いている人はこんな人

こうりん
中年です。サラリーマンやってます。
東京オリンピックまでには東京を脱出します。