コインチェックの580億円消失について思うこと

いまさら聞けないビットコインとブロックチェーン

こんにちは。

すでにご存じだと思いますが、仮想通貨取引所のコインチェック(渋谷区)にて、同社が保有しているNEM(ネム)という仮想通貨580億円分が不正アクセスにより抜き取られたという事件が発生しました。かつてのマウントゴックス社の465億円分のビットコインが消失した時よりも規模が大きいときました。

580億円消失、コインチェックの「問題姿勢」 | インターネット
失ったのは580億円相当――。1月26日、仮想通貨取引所大手のコインチェックで大規模な不正アクセスが明らかになった。まず経緯を振り返ろう。26日の2時57分、同社が保有す...

アカウントを持っていますが

僕はコインチェックのアカウントを持っていますが、実は取引は行ったことがありません。

ビットコインのアカウントを作ってみた

というのも、ビットフライヤーのアカウントも同時に作っていて、こちらで取引を行っているからです。アプリの使い勝手がビットフライヤーのほうが分かりやすかったというのがいちばんの理由だったのですが。

仮にコインチェックで取引を行ったとしていてビットコインが抜かれたとしても、僕にとってはそれほど大きな損失にはならなかったと思います。しかし被害に遭われた方のことを思うとコインチェックに対して「何やってんだよ」と言いたくもなります。

セキュリティ対策してなかったんじゃん

報道されている諸々の事の中で僕が最も言いたいのは、写真の本「いまさら聞けないビットコインとブロックチェーン」、これはコインチェックのCOOである大塚雄介さんが書かれた本ですが、本書の167ページにこう書いてあります。

顧客のビットコインの大半は、オフラインで厳重に管理

当然、今回消失したNEMに対してもそうあるべきなのですが、コインチェック社は「技術的な難しさと、それができる人材が不足していた」と説明していました。コインチェック社では10種類以上の仮想通貨を取り扱っていますが、手を広げすぎだったんじゃないですかね。技術や人材を理由にしたセキュリティ対策の怠りですね。

1/28付のニュース記事では、コインチェック社はNEM所有者へ返金をすると発表しましたが、その総額は460億円!果たして本当に返すことができるんですかね。時期や方法については検討中らしいですが。

それでも仮想通貨は危険ではないと思う

こういう事が起こると「ほらみろ、仮想通貨なんて危ないと思っていたんだ」と言う人もでてきます。勘違いしないでほしいのは、仮想通貨が危ないのではなく、今回のコインチェック社のようなセキュリティの不備やそれを放っておくこと(いや、コインチェック社も放っておいたわけではないと思います)が危険なのです。そしてその隙を突いて盗む奴らが悪いのであって、仮想通貨が悪いわけではありません。

銀行の金庫を第3者に開けられて現金が盗まれたら「現金なんて危ないと思ったんだ」って言わないでしょ?簡単に開けられるセキュリティ対策や盗む奴らが良くないのと同じですよ。

コインチェック社は今後何らかの行政処分を受けることとは思いますが、動向を見守っていきたいと思います。

それではまた!

このブログを書いている人はこんな人

こうりん
中年です。サラリーマンやってます。
東京オリンピックまでには東京を脱出します。