宮沢湖がいろいろ変わっていてビックリした

宮沢湖

宮沢湖(みやざわこ)とか言っても、ピンとくる人はなかなかいないと思う。分かるのは埼玉県の西の方の出身者だけなんじゃないかと。宮沢湖は埼玉県飯能市(はんのうし)にある人造湖である。

マラソン大会の記憶ぐらいしかない

僕は宮沢湖に割と近いところにある高校の出身である。宮沢湖は周囲が2㎞とかそのぐらいで、遊歩道というか道があったので、部活で走りに行ったり、高校のマラソン大会で2週ぐらい走ったという、ランニングのイメージしかなかった。

もっと前、中学生の頃には自転車(今でいうところのロードバイク的な「ロードマン」)で自宅から遊びに行ったこともある。湖の敷地内は車はおろか自転車も入ってはいけないので、入口の駐輪場に停めておくのだけど、戻ってきたら自転車に着けていた水筒ボトルが無くなっていた。湖に向かう途中で同い年ぐらいの変な奴2人組とすれ違ったのだが、きっとそいつらが自転車にあったボトルを取ってどこかに投げ捨てたか何かしたに違いない。もしいま、その日のその時間にタイムスリップできるのであれば、間違いなくそいつらをぶん殴るかどうにかしているだろう。今でもそんなことを覚えているぐらい、宮沢湖に対する記憶と言うのはそう多くないのである。

一応、ファミリーが楽しめるような施設があったとも記憶している。よくあるバーベキューとかちょっとした乗り物とか、釣りもできたはず。でもそれがどこかその当時ですら前時代的な印象で、はっきり言って寂れていたのだ。30年以上前でそんな状態だったのだから、その後バブルも過ぎて2000年代になったらどんだけ悲惨な場所になっていたのか、いま思うと想像もつかないし、そもそも宮沢湖の存在自体を忘れていた。

北欧をイメージした施設にリニューアルしていた

それが先日、あるイベントのために実に30年ぶりぐらいに宮沢湖を訪れる機会があった。そこで見てびっくりした。

metsä

そう、かつて「レイクサイドパーク宮沢湖」と呼ばれていた周辺の施設は、Metsä Village(メッツァビレッジ)という名称の施設に変わっていた。しかも近くには宮沢湖温泉というスーパー銭湯的なものもある。

この「メッツァ」とはフィンランド語で「森」を意味する言葉で、北欧をコンセプトとしているようだ。

埼玉県飯能市宮沢湖周辺に2018年11月9日にオープンした「メッツァビレッジ」は、新鮮な地元野菜や北欧雑貨などを購入できるマーケットやショップ、レストラン・カフェや...

metsä

何でもこのメッツァ・ビレッジは2018年11月にオープンしたばかりだそうだ。ここから近い某市出身の僕ではあるが、もうとっくに地元を離れて暮らしている間にこんなことになっていたとは。

ウェブサイトを見ると、これはまだまだ途中の状態らしくて、今後も施設が順次拡大されていくらしい。写真のマーケット棟では1階に地元の食材を使ったカフェやら食品店が並び、2階では北欧雑貨が販売されていて、特に2階はなかなか見ることがない北欧の雑貨が並んでいるとあって、見るだけでもなかなか楽しい。

ところで、なぜ写真が夜っぽいのかと言うと、いまここで「チームラボ 森と湖の光の祭」というイベントが行われているのだ。

森と湖と光の祭

チームラボというアート集団による、自然とデジタルの融合をテーマとした演出である。写真の風船のような物体を手で押したるすることで色が変わるというもの。時には隣り合った球体が連動して変色していったりでなかなか面白い。

森と湖の光の祭

森と湖の光の祭

森と湖の光の祭

メッツァ・ビレッジのこけら落とし的なイベントになるわけだが、かつての宮沢湖を知る者としてはこれだけでも「リニューアル」したなぁと感心してしまった。うまく化けたじゃんって感じ。

「チームラボ 森と湖の光の祭」では、宮沢湖と湖畔の森を、人々の存在によって変化するインタラクティブな光のアート空間に変えます。 また同イベントではペット(犬な...

そしてこのメッツァ・ビレッジはこれだけでは終わらない。3/16にオープンを控えているのが「ムーミン・バレー・パーク」だ。そう、ムーミンってあのムーミンですよ。

埼玉県飯能市宮沢湖周辺に2019年3月にオープンする「ムーミンバレーパーク」は、ムーミン一家とその仲間たち、そして新しい発見に出会える場所です。ムーミン一家が暮ら...

ムーミンはフィンランドの作家、トーベ・ヤンソンの作品なので、北欧をイメージしたメッツァ・ビレッジにピッタリのアトラクションではないかと思う。そもそもなぜ埼玉県の飯能に北欧なのか。実は飯能市にはこことは別に「トーベ・ヤンソンあけぼの子どもの森公園」というのが平成9年より存在しているのだった。

埼玉県飯能市にあるトーベ・ヤンソンあけぼの子どもの森公園のページです。北欧の童話の世界をモチーフにした公園は、子どもたちが自然の中で楽しく遊びながら創造力を...

この繋がりから宮沢湖にムーミン・バレー・パークをオープンする流れになったのだろう。当初は立川市内に作る計画があったようだけど、立川には北欧をイメージさせる湖がなかったことから飯能に決まったらしい。いずれにしろ、新たな名所ができたことは素晴らしいと思う。

今後、メッツァ・ビレッジは盛り上がっていくだろうけど、唯一苦言を言わせてもらうなら駐車場料金が高い。ウェブサイトで予約すると2500円も取られる。都内のレジャー施設だってそこまで取るところはなかなかないと思うのだが。オープンしたてはまだ良いかもしれないが、駐車場がバカ高いという理由で客離れにならないことを願いたい。

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こうりん
中年です。サラリーマンやってます。
東京オリンピックまでには東京を脱出します。